「シロアリ駆除の費用、いくらが妥当なの?」「業者の見積もりが20万円って高すぎる気がする…」
シロアリ駆除費用は1坪あたり1,200〜10,000円と業者によって最大8倍の差があります。延床30坪の家なら12万〜30万円と幅広く、相場感覚を持たないと悪質業者の高額請求に引っかかるリスクがあります。
結論から言うと、シロアリ駆除の業界平均は1坪約6,270円・延床30坪で20〜45万円。本記事では2026年最新版の費用相場を、坪数別・業者タイプ別・追加工事別に徹底解説します。
- シロアリ駆除の坪単価相場(最新2026年版)
- 延床面積別(20坪〜50坪)の総額シミュレーション
- 業者タイプ別(大手・地域密着・110番系)の料金比較
- 駆除方法別(薬剤散布/ベイト/予防)の費用比較
- 追加工事・オプションで膨らむ費用一覧
- 費用を安く抑える4つの裏ワザ
シロアリ駆除費用の坪単価相場【2026年版】
| 区分 | 1坪あたり料金 | 備考 |
|---|---|---|
| 業界平均 | 約6,270円 | 経済調査会2024調査 |
| 最安水準(一括見積もり系) | 1,200〜3,000円 | シロアリ110番等 |
| 大手専業 | 3,190円 | アサンテ標準 |
| ダスキン | 5,500円 | ターミニックス |
| JA・コープ系 | 3,000〜5,000円 | 地域による |
| 悪質業者の上限 | 10,000円〜 | 要警戒ライン |
公益社団法人日本しろあり対策協会の標準仕様書(2024年改訂)でも、薬剤処理の標準単価は「3,000〜5,500円/坪」がボリュームゾーンと示されており、業界平均6,270円は「処理面積が広いケース」「床下進入困難物件」を含めた平均値です。標準的な木造2階建てなら3,000〜5,500円/坪が公正な相場ラインといえます。
延床面積別・総額相場シミュレーション
| 延床面積 | 最安価格帯 | 業界平均 | 大手 |
|---|---|---|---|
| 20坪(66㎡) | 2.4万〜6万円 | 約13万円 | 6.4万円〜 |
| 25坪(83㎡) | 3万〜7.5万円 | 約16万円 | 8万円〜 |
| 30坪(99㎡) | 3.6万〜9万円 | 約19万円 | 9.6万円〜 |
| 35坪(116㎡) | 4.2万〜10.5万円 | 約22万円 | 11.2万円〜 |
| 40坪(132㎡) | 4.8万〜12万円 | 約25万円 | 12.8万円〜 |
| 45坪(149㎡) | 5.4万〜13.5万円 | 約28万円 | 14.4万円〜 |
| 50坪(165㎡) | 6万〜15万円 | 約31万円 | 16万円〜 |
※すべて床下点検+薬剤散布の標準工事を含む価格。追加工事ありの場合は別途加算。
駆除方法別の費用比較【薬剤散布/ベイト/予防】
シロアリ対策には大きく3つの工法があり、坪単価・効果持続年数・適用ケースが異なります。日本しろあり対策協会が定義する標準工法ごとの相場を整理しました。
| 工法 | 坪単価相場 | 効果持続 | 主な特徴/適用ケース |
|---|---|---|---|
| 薬剤バリア工法(散布) | 1,200〜6,300円 | 5年 | 木材・土壌に薬剤散布。即効性高、現在の主流 |
| ベイト工法(毒餌) | 3,000〜8,000円 | 1〜2年(要更新) | 毒餌で巣ごと駆除。床下狭小・薬剤NG物件向け |
| 予防散布(被害なし時) | 1,200〜4,500円 | 5年 | 築5年以上で被害未発生時の事前防御 |
| 木部処理のみ | 1,500〜3,500円 | 5年 | 木材露出部のみ処理。土壌処理なしで安価 |
| 床下換気・防湿セット | +5〜30万円 | 半永久 | 湿度高物件のみ。必須ではない(押し売り注意) |
業者タイプ別の料金比較
① 一括見積もりサービス系(コスパ最強)
| サービス | 坪単価 | 強み |
|---|---|---|
| シロアリ110番 | 1,200円〜 | 業界最安水準・全国対応・24時間受付 |
| 害虫駆除110番 | 1,200円〜 | 同グループ・シロアリ以外も対応 |
| くらしのマーケット | 3,000円〜 | 口コミ比較可・地域密着業者多数 |
② 大手専業系(ブランド安心)
| 業者 | 坪単価 | 強み/弱み |
|---|---|---|
| アサンテ | 3,190円〜 | 東証プライム上場・5年保証・全国対応/訪問販売要警戒 |
| ダスキンターミニックス | 5,500円〜 | 外資技術・5年保証・追加点検あり/単価高め |
| サニックス | 3,500〜5,000円 | 関東〜九州中心・防蟻5年/旧契約者に再勧奨多 |
③ JA・コープ系・地域密着系
JA・コープ系は組合員価格で3,000〜5,000円/坪と中堅。担当者の入れ替わりが少なく信頼関係を築きやすい一方、全国一律ではないため地域差が大きい。地元工務店経由の場合は工務店マージン上乗せで割高になるケースもあるため、必ず相見積もりで比較を。
- 必ず3社相見積もりで坪単価・施工範囲・保証年数を比較
- 5年保証以上が標準。1年保証だけの業者は再施工リスクあり
- 「日本しろあり対策協会」会員業者は標準仕様遵守の目安になる
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追加工事・オプションで膨らむ費用一覧
「基本料金は安いが、現地調査後に追加工事が次々提案されて結局50万円超」というのは悪質業者の典型パターン。事前に追加工事の相場を知っておくことで、不当請求を見抜けます。
| 追加工事 | 相場 | 必要性の判断 |
|---|---|---|
| 床下換気扇(3〜4台) | 15〜30万円 | 湿度70%超の床下のみ。乾燥床下は不要 |
| 防湿シート敷設 | 5〜15万円 | 地面が剥き出しの床下のみ |
| 調湿材(炭・ゼオライト) | 10〜25万円 | 湿気こもり物件のみ。費用対効果低め |
| 木部交換(被害材の差し替え) | 5〜30万円/箇所 | 食害深刻箇所は必要。軽度ならパテで可 |
| 基礎ヒビ補修 | 3〜10万円 | シロアリ侵入経路となる箇所のみ |
| 5年保証延長(10年) | 1〜3万円 | 築古物件は加入推奨 |
- 「床下換気扇は絶対必須」と即断(実際は湿度状況による)
- 調湿材を10万円超で押し売り(効果限定的)
- 当日契約を強要(クーリングオフ8日以内が法定)
- 見積書に「一式」表記で内訳不明
シロアリ駆除費用を安く抑える4つの方法
① 3社相見積もりで価格交渉
同条件で3社見積もると、坪単価が10〜30%下がるのが一般的。一括見積もりサービスを使えば最短即日で複数社の価格が揃い、比較検討が一気に進みます。
② 閑散期(春〜初夏前)に依頼
シロアリは4〜6月の羽アリ群飛シーズンが繁忙期。2〜3月・10〜11月の閑散期は価格交渉しやすく、当日施工可能な業者も増えます。
③ 自治体の助成金を活用
シロアリ駆除単独の助成金は限定的ですが、耐震改修補助・住宅リフォーム補助の枠内でシロアリ被害材の交換が対象になるケースあり。床下リフォームと合わせて申請する手もあります。
④ 予防タイミングで安く済ませる
築5年・前回処理から5年経過時の予防散布は、被害発生後の駆除より安価(坪1,200〜4,500円)。被害が深刻化してから対処すると木部交換で数十万円が追加でかかります。
公的データ・参照先
- 日本しろあり対策協会:標準仕様書(薬剤処理3,000〜5,500円/坪)、認定登録業者検索
- 国民生活センター:シロアリ駆除トラブル相談(年間数百件、訪問販売・高額請求が中心)
- 消費者ホットライン「188」:契約トラブル時の相談窓口
- 住宅金融支援機構:フラット35S対象住宅の防蟻処理基準(5年保証以上推奨)
- 国土交通省:木造住宅の劣化対策等級(劣化対策等級3=防蟻処理5年ごと)
よくある質問
Q. シロアリ駆除の最安はいくら?
シロアリ110番等の一括見積もりサービスで1坪1,200円〜。延床30坪で3.6万円〜が最安水準です。
Q. 見積もりが20万円は妥当?
延床30坪なら業界平均は約19万円なので妥当。ただし35坪以上の家で20万円以下なら最安水準、20坪以下で20万円なら割高です。
Q. 床下換気扇は必須?
必須ではない。湿度管理が問題ある床下のみ必要。優良業者なら点検後に「不要」と判断するケースもある。
Q. シロアリ駆除費用は経費or控除になる?
個人住宅は原則控除対象外。賃貸経営している大家なら必要経費として計上可能。
Q. シロアリ駆除費用にローンは組める?
大手業者・110番系ではジャックスローン等の分割払いに対応。月々5,000円〜の分割が可能。
Q. 5年保証と10年保証はどちらを選ぶべき?
標準は5年保証(薬剤効果と同期間)。築20年超の古い木造家屋なら10年保証延長を検討する価値あり。ただし保証延長料金が3万円超なら、5年後に再施工する方が安い場合も多い。
Q. ベイト工法と薬剤散布、どちらを選ぶべき?
標準的な木造住宅は薬剤散布(バリア工法)が第一選択。ベイト工法は床下進入困難・小さな子ども/ペットがいる・薬剤過敏症の家族がいる場合に検討する選択肢。
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まとめ
- シロアリ駆除費用の業界平均は1坪約6,270円・延床30坪で約19万円
- 最安水準は1坪1,200〜3,000円(シロアリ110番・くらしのマーケット)
- 大手(アサンテ等)は1坪3,190円〜でブランド安心感
- 工法別では薬剤散布が主流(被害ありなら必須)。予防は1,200〜4,500円/坪
- 追加工事の押し売り・即決強要は悪質業者の典型。要警戒
- 費用節約は「3社相見積もり+11〜2月の閑散期+補助金活用」の3点セット
- 関連: おすすめ業者ランキング / DIYの実態
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公的データに基づく補足
- 防除費用の見積根拠となる施工面積は協会標準仕様で算定(出典:公益社団法人日本しろあり対策協会「JTA仕様」)
- 訪問販売型の防蟻工事に関する相談は国民生活センターが受付(出典:独立行政法人国民生活センター公表情報)
- 木造住宅の劣化対策に関する補助制度は国交省が運営(出典:国土交通省「長期優良住宅化リフォーム推進事業」)
- シロアリ防除の有効期間は薬剤の登録基準で5年が標準(出典:公益社団法人日本しろあり対策協会「JTA仕様」)
※本記事は上記の公的統計・公的機関の公表値を参照のうえ作成しています。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

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