「家の隅に茶色い砂粒のようなもの。これってシロアリ?」
シロアリのフンは0.7-0.9mmの俵型・木屑色・指で潰れない硬さが3大特徴。
とくにアメリカカンザイシロアリの被害サインで、ゴキブリ(黒粒)・ネズミ(10-20mmの黒大粒)・カビ(粉状)と明確に区別できます。
本記事では写真で見分けるポイント5項目と発見後の即対処を完全解説します。
結論:「乾いた砂粒・木の周りに散乱・押しても潰れない」はシロアリ確定。床下・天井裏で発見したら48時間以内に無料調査依頼が鉄則です。
- シロアリのフン3大特徴と種類別の違い
- ゴキブリ・ネズミ・カビとの見分け方5項目
- フン発見場所別のリスク判定
- 発見後の即対処と業者依頼タイミング
- 駆除費用相場(13-32万円)と予防策
シロアリのフンの基本特徴
| 項目 | 特徴 |
|---|---|
| 大きさ | 0.7〜1mm(米粒の1/10以下) |
| 形状 | 俵型・楕円・六角形(種類で異なる) |
| 色 | 白・ベージュ・黄褐色・茶色・濃茶(食べた木材で変化) |
| 硬さ | 指で押しても潰れない(クルミの殻状) |
| 匂い | 無臭(カビ臭は別の問題) |
| 湿り | 完全に乾燥(湿っていればカビかゴキブリ) |
もっとも遭遇率が高いのがアメリカカンザイシロアリのフン。木材内部に巣を作り、小さな穴から砂粒のような糞を排出します。
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シロアリ vs ゴキブリ vs ネズミ vs カビ:見分け方5項目
| 項目 | シロアリ | ゴキブリ | ネズミ | カビ |
|---|---|---|---|---|
| 大きさ | 0.7-1mm | 1-3mm | 5-20mm | 粉状(無形) |
| 色 | 白〜濃茶 | 黒褐色 | 黒・茶 | 白・黒・緑 |
| 形状 | 俵型・六角 | 不定形粒 | 両端尖る | 粉・斑点 |
| 硬さ | 潰れない | 潰れる | 潰れる | 粉 |
| 発見場所 | 木材直下 | 水回り | 天井裏・隅 | 湿った場所 |
ゴキブリのフンとの違い
ゴキブリのフンはキッチン・水回りに集中し、湿気を含み黒っぽい。シロアリは木材近くに乾いた淡色フンが散らばります。
ネズミのフンとの違い
ネズミのフンは5-20mmと圧倒的に大きく両端が尖る。天井裏・キッチン裏で発見されます。サイズ差で一目で区別可能。
カビとの違い
カビは粉状・斑点状で湿っている。シロアリのフンは粒子が明確で乾燥しています。
シロアリ種類別フンの特徴
| シロアリ種類 | フンの特徴 | 発見場所 |
|---|---|---|
| アメリカカンザイシロアリ | 俵型0.7-0.9mm・砂粒状 | 窓枠・柱・家具直下 |
| ヤマトシロアリ | 蟻道(土と糞の混合) | 基礎・床下木部 |
| イエシロアリ | 蟻道(茶褐色の太い帯) | 床下・浴室裏 |
| ダイコクシロアリ | 俵型・濃茶色 | 沖縄・南西諸島の木造家屋 |
とくに都市部で増加中のアメリカカンザイシロアリは乾燥木材を食害し、屋根裏・2階の窓枠でフンが発見されます。床下点検だけでは見逃すため要注意。
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フン発見場所別リスク判定
| 発見場所 | リスク | 対応緊急度 |
|---|---|---|
| 窓枠の下 | カンザイシロアリ侵食中 | ★★★ 即調査 |
| 柱の根元 | ヤマト・イエの本巣近く | ★★★ 即調査 |
| 床下点検口 | 蟻道形成の可能性大 | ★★★ 即調査 |
| 天井裏・屋根裏 | カンザイor別害虫 | ★★ 早期調査 |
| 家具の下 | 木製家具内に巣あり | ★★ 早期調査 |
| 浴室・洗面所裏 | 湿気+シロアリの好条件 | ★★★ 即調査 |
フン発見後の即対処5ステップ
STEP1:掃除機で吸わない
掃除機で吸うと業者の種類判定証拠が失われる。少量を密閉容器に保管しておきましょう。
STEP2:周辺の木材を観察
フンの発生源(木材の小さな穴)を特定。穴の周辺をスマホで写真撮影し業者に共有。
STEP3:48時間以内に無料調査
大手業者は床下・天井裏の無料調査を実施。1日でも早い対応で被害縮小につながります。
STEP4:3社相見積もりで施工
カンザイシロアリは特殊薬剤が必要なため対応経験ある業者を必ず選定。料金差は20-40%出ます。
STEP5:施工後の保証確認
5年保証+無料再施工が標準。カンザイ対応業者の保証範囲は事前確認必須です。
フン放置の被害進行スケジュール
| 放置期間 | 進行状況 | 修繕費目安 |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | 木材内部の食害拡大 | 20-40万円 |
| 6ヶ月 | 柱・梁の強度低下開始 | 50-100万円 |
| 1年 | 窓枠・床材の歪み発生 | 100-200万円 |
| 3年 | 家屋全体の構造材被害 | 300-500万円 |
| 5年以上 | 耐震性大幅低下・倒壊リスク | 500万円超 |
とくにアメリカカンザイシロアリは視認できる被害が出る頃には数年経過しており、フン発見時点で既に内部被害が進行していると考えるべきです。
家屋の場所別フン発見頻度
| 場所 | 発見頻度 | 主なシロアリ種類 |
|---|---|---|
| 窓枠の下・サッシ周辺 | ★★★★★ 最多 | アメリカカンザイシロアリ |
| 床下点検口・基礎周辺 | ★★★★ 多い | ヤマト・イエシロアリ |
| 柱の根元・床面接合部 | ★★★ 中程度 | ヤマトシロアリ |
| 天井裏・梁の下 | ★★★ 中程度 | アメリカカンザイシロアリ |
| 木製家具の内側 | ★★ 少ない | アメリカカンザイシロアリ |
| 浴室・洗面所裏 | ★★★ 中程度 | イエシロアリ |
| 玄関土間・上り框 | ★★ 少ない | ヤマトシロアリ |
駆除費用相場
| シロアリ種類 | 30坪駆除費用 | 備考 |
|---|---|---|
| ヤマトシロアリ | 130,000-200,000円 | 標準的な土壌処理 |
| イエシロアリ | 180,000-300,000円 | 本巣破壊が必要 |
| アメリカカンザイ | 200,000-500,000円 | 木部注入+燻蒸 |
| ダイコク | 150,000-250,000円 | 沖縄の専門業者対応 |
とくにアメリカカンザイシロアリは燻蒸処理(家屋全体の薬剤充満)が必要になるケースもあり、場合によっては50万円超の高額になります。フン発見直後の早期対応で被害規模を抑えれば施工費用も大幅に節約可能です。
フンを保管・撮影する方法
| STEP | 方法 | 注意点 |
|---|---|---|
| 1 | 掃除機で吸わず、ティッシュで集める | 素手は避けマスク着用 |
| 2 | ジップロック・小瓶に密閉保管 | 湿気を入れない |
| 3 | スマホで接写撮影(10cm以内) | 定規を一緒に写すとサイズ判定可 |
| 4 | 発見場所も全景撮影 | 木材の穴・周辺状況も記録 |
| 5 | 業者へ写真送付+現物見せる | 種類特定の重要証拠 |
業者の無料LINE相談・写真診断サービスを活用すれば、訪問前にある程度の判定が可能。シロアリ110番・リムケア等が対応しています。
よくある質問
Q. フンだけで本体を見ていない、放置していい?
NG。フンが見つかる時点で侵食は数ヶ月-数年進行中。見えない場所に本巣があり、放置で被害拡大します。
Q. フンと木屑の見分け方は?
フンは形状が均一・俵型・押しても潰れない。木屑は不規則で潰れやすい。ルーペで観察すると一目瞭然です。
Q. 自分でフンを除去すれば駆除完了?
NO。フンは結果であり原因ではない。本体を駆除しないと数日でまた排出されます。プロの本巣駆除が必須。
Q. 賃貸でフンを発見したら?
大家・管理会社へ即連絡。建物管理は貸主責任のため自己費用負担せず対応依頼。
Q. ペットや子どもへの影響は?
シロアリのフン自体に毒性はないがカビ・ダニの温床になりアレルギー原因に。早期清掃が大事。
Q. フンの色が黒いのもシロアリ?
濃茶〜黒褐色もあり得ます。食べた木材の樹種・年数で変色。形状が俵型ならシロアリです。
まとめ
- シロアリのフンは0.7-1mm俵型・乾燥・潰れないが3大特徴
- ゴキブリ(黒小粒)・ネズミ(5-20mm黒大粒)とサイズ・色で判別
- 窓枠・柱根元・床下のフンは★★★即調査レベル
- カンザイシロアリは30坪20-50万円と高額・対応業者選び重要
- シロアリ110番は全種対応・無料床下調査・5年保証
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